PRONTO(プロント)のフランチャイズで目指す!昼はカフェ、夜はサカバの「二毛作」経営術

朝の通勤前にコーヒーで目を覚まし、夜は仕事帰りに仲間と軽く一杯。そんな都会的なライフスタイルにぴったり寄り添うお店といえば、「PRONTO(プロント)」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

「昼はカフェ、夜はサカバ(酒場)」。この二つの顔を持つユニークな業態は、キッサカバ(喫茶酒場)とも呼ばれ、一日を通して多くのお客様に利用されています。実はこのプロント、全国に約300店舗を展開しており、その約7割がフランチャイズ加盟店だということをご存知でしたか?

今回は、株式会社プロントコーポレーションが展開するこの魅力的なビジネスモデルについて、じっくりと紐解いていきたいと思います。「カフェもやりたいけど、夜の売上も確保したい」「効率よく収益を上げられる仕組みが知りたい」。そんな皆様にとって、プロントのフランチャイズはまさに理想的な選択肢かもしれません。

昼と夜で表情を変える店舗運営の面白さや、本部が徹底的にサポートしてくれる安心感など、知れば知るほどワクワクする情報が満載です。私と一緒に、プロントの世界を覗いてみましょう。

目次

「PRONTO」のブランド力と運営会社「プロントコーポレーション」の強力なバックアップ

一日中愛される場所、「PRONTO」というブランド

まずは、私たちが検討しようとしている「PRONTO」というブランドについて、改めて整理してみたいと思います。イタリア語で「準備ができた」「素早い」という意味を持つこの名前の通り、プロントはお客様にとっていつでも気軽に立ち寄れる、便利な存在であり続けてきました。

最大の特徴は、何と言っても「二面性」にあります。昼間は美味しいコーヒーやパスタを提供するカフェとして、ビジネスマンの打ち合わせや女性客のランチに利用されます。そして夕方以降は、雰囲気がガラリと変わり、「キッサカバ」としてハイボールやこだわりのおつまみを楽しめる酒場へと変身します。

ブランド名PRONTO(プロント)
業種昼:カフェ / 夜:サカバ(キッサカバ)
加盟店舗数293店舗(直営113/加盟180)
※2024年度末時点

一つの店舗で二つの顔を持つということは、それだけ幅広い客層を取り込めるということです。カフェタイムのアイドルタイム(客足が減る時間)を夜の営業でカバーし、逆に夜のお客様に昼の利用を促すこともできる。この相互作用が、プロントの安定した集客力を支えているんですね。

また、最近では「キッサカバ」というネーミングで、レトロで可愛い雰囲気の内装やメニューを展開し、若い世代からの注目も集めています。時代に合わせて進化し続けるブランド力は、加盟店にとって大きな安心材料になるはずです。

運営会社「株式会社プロントコーポレーション」の企業姿勢

次に、このブランドを運営する本部企業、「株式会社プロントコーポレーション」について詳しく見ていきましょう。サントリーグループとUCCグループという、飲料業界の二大巨頭が出資して設立された会社であることは有名ですが、その企業力はまさに折り紙付きです。

会社名株式会社プロントコーポレーション
代表者代表取締役社長 杉山 和弘
本社所在地東京都港区港南1-8-27
設立1988年2月1日
資本金1億円
売上高254億円(直営・加盟合計、2024年度)
従業員数社員341名/パート2,854名(2025年4月現在)
公式サイトプロントコーポレーション 公式サイト

プロントコーポレーションのフランチャイズに対する考え方は非常に明確です。それは、「加盟店が単独では難しい業務を本部が一手に引き受ける」という役割分担です。

例えば、物流システムの構築、全店データの管理・分析、商品開発、そして店舗指導など、専門的な知識やスケールメリットが必要な部分はすべて本部が担います。これにより、加盟店のオーナー様は、現場での接客やスタッフの育成、地域に密着した店舗づくりといった「お客様と向き合う仕事」に集中することができるのです。

「餅は餅屋」という言葉がありますが、本部が得意なことと加盟店が得意なことを明確に分けることで、お互いの強みを最大限に発揮できるパートナーシップを築いているんですね。

ここが凄い!PRONTOフランチャイズの3つの大きな特徴

特徴①:昼と夜の「二毛作」で家賃効率を最大化!

飲食店経営において、最も重い固定費の一つが「家賃」です。通常のお店であれば、営業時間外やアイドルタイムは家賃が無駄になってしまいがちですが、プロントは違います。

朝から夕方まではカフェとして、コーヒーやランチ、スイーツを提供し、近隣のオフィスワーカーや主婦層を集客します。そして夕方からはサカバとして、アルコールやおつまみを提供し、仕事帰りの一杯を楽しむ層を取り込みます。

ここがポイント!
同じ家賃、同じ内装で、全く異なる2つの需要を満たすことができる。これを「二毛作」経営と呼びますが、これにより坪あたりの売上効率を飛躍的に高めることができるのです。

「昼のカフェだけでは利益が出にくい」「夜の居酒屋だけでは昼間の家賃がもったいない」。そんな飲食店の悩みを一挙に解決したのが、プロントのビジネスモデルなんですね。

特徴②:本部主導の強力なサポート体制で運営負担を軽減

先ほども少し触れましたが、プロントの本部サポート体制は非常に手厚いことで知られています。特に注目したいのが、「物流・データ管理」の部分です。

サントリーやUCCといった大手企業のバックボーンを活かし、高品質な食材やドリンクを安定的に、かつ低コストで調達するルートが確立されています。加盟店は、複雑な仕入れ業務に悩まされることなく、発注システムを使って簡単に必要なものを揃えることができます。

また、POSシステムから吸い上げられた全店の売上データは本部で分析され、どのメニューが売れているか、どんなキャンペーンが効果的かといった情報がフィードバックされます。個人の感覚に頼るのではなく、データに基づいた科学的な経営ができるのも、大手チェーンならではの強みです。

特徴③:FC比率約70%!加盟店と共に成長する姿勢

プロントの店舗数のうち、約7割がフランチャイズ加盟店であるという事実は、このビジネスモデルがいかに多くのオーナー様に支持され、成功しているかの証明でもあります。

直営店ばかりでなく加盟店が多いということは、それだけ「再現性が高い」ということです。特別な才能や経験がなくても、本部のノウハウとマニュアル通りに運営すれば、しっかりと利益を出せる仕組みができあがっているんですね。

また、既存のオーナー様が2店舗目、3店舗目を出店するケースも多いそうです。これは、「やってみて良かった」「もっと広げたい」と思えるだけの魅力と実益があるからこそですよね。

募集要項・契約条件と開業に向けたシミュレーション

契約条件とお金の話:初期投資はどれくらい?

それでは、実際に加盟するために必要となる具体的な条件や費用について見ていきましょう。しっかりとした店舗を作り込むため、初期投資はある程度まとまった金額になります。

契約タイプフランチャイズ契約
加盟金300万円(税抜)
取引保証金100万〜480万円(非課税)
※売上規模に応じて変動
設計監理費180万円〜(税抜)
※30坪未満の場合
研修費35万円(税抜)/1人あたり
ロイヤリティ純売上高の3%
販売促進費純売上高の1%
契約期間5年間(更新可)

加盟金などの初期費用に加え、内外装工事費や厨房機器費、物件取得費などを含めると、開業資金の目安は5,000万円〜となります。

「5,000万円!?」と驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。確かに、小規模なカフェに比べると高額です。しかし、プロントは駅前などの好立地に、しっかりとした設備を持った店舗を構えることで、長期間にわたり高い売上を維持するモデルです。

ロイヤリティが売上の3%と比較的低めに設定されている点も見逃せません(販促費と合わせても4%)。ランニングコストを抑えることで、投資回収後の利益率を高める設計になっているんですね。

月商約1,000万円!収益モデルのシミュレーション

では、これだけの投資をして、実際どれくらい稼げるのでしょうか。公開されているモデルケース(47坪・94席)を参考に、月間の収支を見てみましょう。

【月間収益モデル例】

  • 売上高:980万円
  • 原材料費:264.6万円(原価率 約27%)
  • 人件費:284.2万円(人件費率 約29%)
  • 家賃:176.4万円
  • ロイヤリティ等:約39万円(ロイヤリティ3%+販促費1%)
  • その他経費:127.4万円
  • 営業利益:78.4万円

いかがでしょうか。月商約1,000万円に対し、営業利益が約78万円。これはあくまでモデルケースですが、原価率が27%と非常に低く抑えられている点に注目してください。これは、サントリー・UCCグループの調達力と、カフェ業態ならではの食材ロスの少なさが効いている証拠です。

また、昼と夜で客単価や原価率が異なる商品を組み合わせることで、トータルでの利益率を最適化できるのも、二毛作経営の強みと言えます。

注意点として
家賃比率が高めになる傾向があります。好立地に出店するためですが、売上が下がると家賃負担が重くのしかかるリスクもあります。立地選定と売上予測は、本部と綿密に相談して行う必要があります。

PRONTOのオーナーに向いているのはこんな人

最後に、私が考える「PRONTOのオーナーに向いている人」についてお話しします。

まず第一に、「変化を楽しめる人」です。昼はカフェ、夜はサカバと、時間帯によってお店の雰囲気や客層がガラリと変わります。その変化を楽しみ、それぞれのシーンに合わせた接客や運営ができる柔軟性が求められます。

次に、「組織運営が得意な人」。スタッフの数も多くなり、シフト管理や教育も重要になります。チームをまとめ上げ、活気ある店舗を作れるリーダーシップがある方に最適です。

そして、「しっかりとした事業として取り組みたい人」。初期投資は大きいですが、その分リターンも大きく、多店舗展開も視野に入れた本格的なビジネスを志す方には、これ以上ないパートナーとなるでしょう。

PRONTO(プロント)フランチャイズ検討のまとめ:街の止まり木を作る仕事

あなたの街に「くつろぎ」と「活気」を

ここまで、PRONTOのフランチャイズについて、ブランドの魅力から具体的な収益モデルまで、幅広くご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

プロントのオーナーになるということは、単に飲食店を経営するだけでなく、街の人々の日常に寄り添う「サードプレイス(第三の居場所)」を提供するという、とても素敵な役割を担うことでもあります。

朝の「行ってきます」のコーヒーから、夜の「お疲れ様」の乾杯まで。一日中、誰かの笑顔を生み出せる場所。そんなお店を自分の手で運営できるなんて、ワクワクしませんか?

もし、少しでも「やってみたい」という気持ちが芽生えたなら、まずは資料請求や問い合わせをして、より詳しい情報を集めてみることをお勧めします。そして、実際にお近くのプロントに足を運び、昼と夜の顔の違いを体験してみてください。

あなたの決断が、街に新しい灯りをともし、たくさんの人々の憩いの場となることを、心から願っております。勇気ある一歩が、あなた自身の豊かな未来へとつながっていきますように。

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